Archive for 6月, 2009

洗面道具

In : 装備と携行品, Posted by 田原笠山 on 2009/06/05

洗面道具や衛生用品、薬品類については女性の場合はもう少し増えるのでしょうね。化粧品や生理用品も携帯しなければならないだろうし。トイレの問題はまた別項で書きたいと思っていますけれど、それもまた性別での違いもあるでしょうし。

その違い、危険性も含めて、歩き野宿遍路では女性のほうが困難であることは間違いないと思います。

今回はボクが携行した洗面道具を紹介します。

四国遍路携行品の洗面道具

四国遍路携行品の洗面道具

(1)櫛
ほとんど使うことはなかったのですが…。髪質によっては洗髪後は必ず必要だと言う人もいるでしょうし。
(2)髭剃り
これは必要ですね。伸ばす人は要らないでしょうけれど、無精ひげは汚く見える人もいるので。遍路だからと言っても最低限のエチケットは、と思っています。
(3)リセッシュ
ファブリーズでもいいのですが、衣類用の除菌消臭剤。風呂なし洗濯なしが続くとどうしても匂いが気になるので。山越えや人通りの少ない遍路道ならば良いのですが、都会の繁華街を歩くときはかなり気になるかもしれないので。それプラステント内の消臭に。あと靴にも。
(4)ウェットティッシュ
これは100円ショップで20枚入り消臭効果のあるタイプです。水が使えるテン場(幕営地)や野宿場所では、濡れタオルで身体を拭くということも可能ですが。ひとつあればサッとひと拭き。
(5)ドライシャンプー
これで頭皮をマッサージして水で洗い流すとかなりサッパリします。本来は水洗いなしでタオルで拭き取るという使用方法なのですが、それだけだとなんだか汚れが残っているようで気になるので…。これは便利かな。
(6)制汗剤
汗臭くなりそうなところへ。というか、やっぱり匂いは気になるかなあ。風呂なし洗濯なしだと。
(7)ボディーソープ
そうするとこのサイズで十分です。野宿して身体を石鹸で洗うという機会も少ないですから。
(8)シャンプー
ドライシャンプーとは別に普通のシャンプーを。水が使える場所だとドライと併用するとサッパリかも。
(9)フェイスソープ
洗顔石鹸は別という人は。顔も頭も身体も1種類でという人もいると思いますが、ま、小さいのを別々に持っていけば結局は同じなので。シャンプーは洗濯石鹸としても泡立ちがいいですから。
(10)歯磨き粉
これも小さいサイズを。なくなったらコンビニで売ってますし。一番良いのは、おまけに付いていつサイズかも。
(11)歯ブラシ
お約束どおり、柄は短くして軽量化と収納性向上。

ドライシャンプーも小分けして持っていけば良かったと思いました。半分使ったかな。水が使える場所があったとしても、ジャブジャブ使うのも気が引けますし、それはどうもマナー違反のように感じますので、節水のためにもドライシャンプーで1リットルぐらいの水ですませるという方法が多かったです。

これだと水道がなくてもペットボトル500ml1本の水を用意していれば洗髪できましたし、元々は水なしでもオッケーなので。洗濯洗剤はわざわざ持たないでボディーソープかシャンプーで洗ったほうが匂いも良いし。なんならパンツで身体を洗えば良いのだし?

野宿のマナーとして、上にも書いたように節水、汚水を極力出さない、それが肝要かと思います。公園で裸になって身体を洗うという人もいるようですが、せめて下は着ていないと。火と水のマナーを守らないと、と思いましたけれど…。



充電器など電気小物

In : 装備と携行品, Posted by 田原笠山 on 2009/06/07

装備と携行品」の「(19)充電器、電池などの小物類」の内容を紹介したいと思います。

電気小物ほか

電気小物ほか

(1)携帯電話充電器
(2)ヘッドライト
クリプトン球とLED両方付いているものが便利かもしれませんね。
(3)細引き
洗濯物を干すとかテントを押さえる時に使いました。5メートル。
(4)デジタルカメラ充電器
(5)予備電池
8本入り
(6)カメラリモコン
使うことはなかったのですが…。
(7)乾電池式携帯電話充電器
これは何度も使いました。
(8)コンパス
コンパスは必要です。特にへんろ道保存会の地図を使われる方には特に。というのも、地図の方位が場所ごとに違って印刷されているので、ときどき地図上で迷ってしまう場合あり。コンパクトにするためには仕方ないのですが、「上が北」と決まっている地図を併用することをお勧めします。
(9)SDカード
最近はコンビニでも販売しているのですが。
(10)ブロワー
埃はどうしても着くので。というか、中に入ってしまったものはこれではどうしようもないのですが…。あとペーパーはもって行きませんでした。ティッシュで…。クリーナーは持っていったほうがいいのかな。というか、普通は持って行くのだろうけれど。

「延長コードの短いやつがあると便利」という人が多いですね。歩いていてもそのことを言われます。ボクは持っていかなかったし、途中でも買わなかったのですが、その用途は「盗電」です。

「盗電」については改めて書きますけれど、歩き遍路、そして野宿遍路で携帯電話を使っている人は公衆トイレや自販機、公園、いたるところで充電を試みるようです。

許可を得て充電するのは良いのですが、無許可の場合は窃盗ですから、やってはダメでしょう。気持ちは分かるのですが、やはり商店なり民家なりで充電させてもらうとか、宿泊施設に泊まって充電するとかしないと、と思っています。

携帯はなくても良いのですが、ボクの場合はデジカメの充電の問題でどうしても宿泊しなければならなかったということもあります。6時間とかかかりますから…。乾電池式のデジカメのほうが野宿遍路には良いかなあ、と思いました。

最近はネットの地図や携帯ナビで歩いている遍路も見かけますが、そうなると毎日充電しなければならないでしょうから、どうしているのかなあ、なんて思ったことがあります。ボク場合携帯は8時20時の10分間しか電源を入れないで、そのほかの時間は切っていましたから。

そういう方法でメール受信だけなら1週間とか大丈夫ですから。水もトイレも軒下も借りてはいるのですが、電気も借りて良いかというと、それはちょっとまた別問題だと思うのですが?どうなんでしょうね。「盗電」と書きましたが、やはり遍路は四国に人たちに迷惑をかけながらではないと歩けないということなで、どこまで許されるのか、という話になるのかなあ、なんて考えています。

仕方ないのかなあ?



モンベルU.L.ドームシェルターについて

In : 装備と携行品, Posted by 田原笠山 on 2009/06/21

1200キロもの距離を歩くのだから、荷物は軽いに越したことはない。と誰もが思うのだけれど、軽いということはそれだけ「薄い」「細い」「小さい」なんていう形容詞で素材もそのもの自体も表現され、そしてそれゆえに「弱い」とか「もろい」なんてことを連想するのだろうと思う。

歩いて野宿する遍路にとってテントは必需品で、その選択に迷う人も多いのだろうと思う。ボクもそうだったのだけれど、やはり軽さを重視するとこれU.L.ドームシェルターになってしまった。

40日以上の行程を野宿するとなると、それなりの耐久性も求められるのだけれど、山岳トレッキングとは違い、軒下あり遍路小屋ありという設営条件が良い状況なので、それほど風や雨に対して神経質になることもないと思っているし、そうだった。

結局、張り綱で固定することもなく、雨による浸水も経験することなかった。結果として、テントではなくてシェルターというカテゴリーのものを選んだことは、間違ってなかったと思っている。

豪雨、豪雪、強風の下で設営するなんてことはないのだから。そういう天候はあったとしても、市街地、あるいは国道沿いには雨風雪を避けられる場所があるのだし、どうしようもなければ宿泊施設だってあるのだから。

また野宿なのだから、テントも予備みたいなもので、その気になればテントなしでも巡礼できるだろうし、それを行っている人もいる。それを考えると、シェルターはお守り程度に考えていたほうがいいだろうし、そうなると持っていても邪魔にならない程度のものが良いのだろうと思う。

U.L.ドームシェルター1型は重量780g。その軽さは本体は15デニールという極細の糸を使っていて、生地はかなり薄いと感じると思う。薄いと感じるのだけれど、張ってテンションがかかった中にいると、あまり薄さは感じないと思う。

U.L.ドームシェルター取り扱い説明書
モンベル | オンラインショップ | U.L.ドームシェルター 1型

薄さは感じないのだけれど、破れやすい。破れてもリップストップナイロンを使用しているので、裂けるということはなくて穴が開くのだけれど。ボクも穴を開けた。設営時にポールがポール受けから外れてしまって、そのまま貫通してしまった。それが2度。

どちらも暗闇での設営だったのと、風が強かったことで、ポール受けに入っていなかったのか外れたのか…。テントの中に入って、中でポールをポール受けにセットして、そのまま湾曲させて対角線上のポール受けに入れるという方法のほうが安全にセットできるように思う。

U.L.ドームシェルターに開いた穴

風が吹いていたりすると、セットしても外れる場合がある。そのあたりのモンベルが改善してくれるとありがたいのだけれど。

インナーポール方式はもうひとつ、ポールに結露が発生しやすく、その結露を拭きにくいということも欠点だと思う。それはしかたない、というレベルのものなのだけれど。

ま、その2点を差し引いても価値あるものだと思う。

それならツェルトでも良いんじゃないかと思うかもしれないけれど、駐車場や軒下での幕営なので自立式じゃないとまた不便になると思う。自立式で軽いもの、となればこれかなあ、なんて思っていますが…。