板野駅、板東駅、痛い間違い(1日目の1)

In : 1日目, 発心の地, Posted by 田原笠山 on 2008/10/19

日曜日は、本当は避けたかったのだけれど、大安だったのでこの日を出発の日とした。18日にそのまま四国入りも出来たのだけれど、やはり仏滅はなにか縁起の悪さみたいなのもを感じていた。

5時26分岡山発マリンライナー高松行きに乗った。まだ明けやらぬプラットホームは秋というよりは冬を感じさせる風が吹いてた。寒かった。ほとんど寝ていなかったので、そのことが更に体感気温を低くさせているのではないかと思った。暖房の効いた電車の中が心地良かった。すぐに眠くなったし、寝てしまった。

1時間少しで高松駅に着くということがなかなか頭の中で理解できなかった。距離感がうまく感覚として分からなかった。四国はもう少し遠い、というイメージが出来上がっていた。今、地図を見ると岡山-高松間と岡山-福山間を比較すると、直線距離で福山までのほうが遠い、そしてそれを考えると、あまり遠くないのだ、というのが実感できる。海を越えるということが、遠いというイメージになってしまっている、のかもしれない。

ほとんど寝たままに電車は6時30分過ぎに高松駅に着いた。夜は明けていて朝日が綺麗だった。快晴。そのことが緊張感を高めた。身体が浮く感じもした。

到着後、ボクはトイレを探して行った。そしてJR高徳線、徳島行き普通電車の乗り場に急いだ。6時37分発、トイレに行く暇などなかった、ということを発車した電車の中で気付いた。ボクを待つようにして電車は動きだした。ついているのかついていないのか、とにかく大安吉日、1日目は始まっていた。

電車の暖かさは、ボクの緊張とは裏腹に眠りを誘ったし、ボクはまた眠ってしまった。

そして電車は「板野」駅に着いていた。ボクはそこで目が覚めた。と、同時に電車を降りた。目的の「板東」に着いたと思ったからだ。ボクは改札を出て駅のお姉さんに聞いたのだ。「一番札所はどっちに行けば良いのでしょうか?」

駅員であるお姉さんは、恐らく、ボクが板野駅に降りたのはそこに近い札所に行くからだろうという、先入観があったのか、あるいはボクの「一番札所」という言葉をうまく聞き取れなかったのか、三番札所金泉寺の方向を教えてくれた。(それは後で分かったことなのだけれど)

ボクはその方向が一番札所霊山寺だと思って、駅員の教えてくれた方向に歩いて行った。そして駅(板東)と霊山寺との位置関係を地図で確認した。そこでボクはどうも駅から東方向を目指しているということに気付く。板野駅からだと西、正確には北西方向に霊山寺があるはずなのに…、と立ち止まってその方向を向いた。

「迷ったよ~」と、駅を出た直後に道を見失ってしまった。県道12号の横断歩道下のことだった。そしてボクはそこが「板野駅」ではなくて「板東駅」だったと気付いたのだ。2駅手前で降りてしまっていた。「しまった」

ボクは県道12号線を板野駅方面、一番札所霊山寺目指して逆打ちを始めた。大安吉日、快晴の日曜日だった。

到着駅(板東駅)だと思って記念写真まで撮っていたのだけれど…。

到着駅(板東駅)だと思って記念写真まで撮っていたのだけれど…。

1 comment for this entry:
    1 Responses to "板野駅、板東駅、痛い間違い(1日目の1)"
  1. #1 青春18きっぷ | 四国遍路・野宿編

    [...] いうルートで霊山寺に…、が、ボクの場合は「板野」を「坂東」と間違えて、手前の板野駅で降りたのですけれど。(詳しくは「板野駅、板東駅、痛い間違い(1日目の1)」をご覧下さい) [...]

Leave a Reply